辛い心身の症状が長らく続いているため、それが“いつもの自分”となってしまっている方。
不安、うつ、パニック障害、摂食障害、社交不安障害、嗜癖や依存(性依存、人やモノ・行動への依存)、強迫性障害など、症状がある自分の状態が「いつもの自分」になっています。そのため、症状の辛さだけでなく、自分自身が本来はどんな人間なのかわからなくなっているかもしれません。あるいはあまりにも長年患っているため、些細なきっかけでも次のような思いが強くなるでしょう。
- 生きることがつらい、生活がつらい
- 自分は元からこのような性格なのかも(性格だったのだ)
- 疲れやすく、何かをする気力がない。
- ただの甘えなのでは。
- 何もできない自分には価値がない・ダメな人間だ
- 人が怖い・社会が怖い・将来は絶望しかない
- 薬やいろいろなサポートのおかげで安定しているが、このままでいいのだろうか ・・・etc.
様々な不安、抑うつ、パニック障害、嗜癖や依存(性依存、人やモノ・行動への依存)、強迫性障害など、心の問題だからこそ、心へのアプローチをしてみませんか。
様々な心身の症状は、器質的なものを除くとトラウマ由来であると言っても過言ではありません。決して、気のせいでも心の持ちようでも怠けや甘えでもありません。ましてや努力不足、自分がダメな証拠でもありません。
そこには自分で意識できない、考えてもみないトラウマが起因しているのです。
トラウマが由来しているとはすぐには分からないかもしれませんが、わからないようになっているのが心の仕組みです。けれどもほんの些細なことでトラウマが刺激されてしまう状態ですので、生活の至るところで、いろんな刺激によって症状が現れて困るのです。
トラウマの根本に取り組むことで、症状の軽減・消失が図ることができます。
症状の軽減の先には、これまでの人生で出番がなかった安定して落ち着いて、適度の楽観さがある状態が、「いつもの自分」 になってなるでしょう。